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2019-05-12
2019-10-16

Linux試験|LPIC101試験の受験レポート

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今回未経験からエンジニアとして就職されて1年目の方にLinuxの資格試験であるLPIC101の記事を寄稿いただきました。

本記事著者のブログ

2019年の3月末に受験したLPIC「101試験」について 合格に至るまでの勉強内容とポイント、実際の試験の手応えや試験を通して身についたことなども交えて紹介します。

これからLinuxについて勉強したいと考えている方や試験が気になっている方に読んでいただきたいと思います。

LPICの認定資格はレベル1から3までの3段階があり、今回紹介する101試験に関してはレベル1に認定されるための試験のうちのひとつとなります。

※「101」試験の他、「102」試験を合格して初めてレベル1として資格認定を受けることができます。

また、Linux技術者の試験にはLPICの他にLinuC(リナック)というより日本の市場に最適化した試験が登場していますが 試験範囲や体系は現時点で変わりがないとうことでしたので今回は現時点で認知度の高いLPICの方を受験しました。

LPIC 受験をしたいと思った理由

まず今回私がLPICを受験をしてみようと思ったきっかけですが、以前からエンジニアとしてLinuxの知識は必須だということをいろいろな場面で耳にしていたことはもちろん、 私自身が未経験からIT業界に入ったこともあり元々Linuxの知識がゼロなうえ実際の業務でも触れる機会が無かったことから、受験をきっかけに勉強する事で少しでも経験不足を補う事が出来ればと思いました。

また、サーバの勉強を始めて、ローカルPC内での仮想環境やAWS、VPSなどを操作していく中で そこでもLiuxの基礎や体系的だった知識を身につける必要があると感じていたことや基本的にMacを使っているのでターミナルでのコマンドライン操作に苦手意識があり、いつか克服しなければと思っていたことも受験の後押しになりました。

(MacはLinux同様、Unix系と呼ばれるOSのため、コマンドライン操作の多くが共通している)

受験にあたり勉強した期間と勉強方法

受験にあたり勉強した期間は2ヶ月ほどで、勉強に使用した教材と勉強方法を紹介します。

まずはじめにこちらの書籍から勉強を始めました。

1週間でLPICの基礎が学べる本

後述する書籍など、いきなり問題集から始めるとその中で問われているLinuxの用語や操作の意図すらわからないと思ったのでLinuxについてゼロから知ることが出来るこちらの本を利用して試験対策を行う以前の知識を身に付けました。

試験に関する内容は101試験だけでなく102試験の出題範囲も含んでいるので広く浅くといった感じです。 Linuxの概要がざっくりとわかるので興味を持って読み進める事が出来ます。

個人的にこの基礎本ですら難しい箇所もありましたが一度に完璧に理解するのではなく、 まずは全体の雰囲気を掴むことを意識して流し読みすることを意識しました。

本で解説されている内容を環境をつくって実際に手を動かしてコマンドラインで操作するとより理解が深まると思います。

※Macのターミナルではいくつか実行できないコマンドもありましたので、できればvirtual boxなどのツールを使ってLinuxマシンを立ち上げて練習するのがオススメです。

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こちらの書籍を一通り読んでLinuxについて概要がある程度わかったら、次に問題集を解き始めます。

LPICレベル1 スピードマスター問題集

Amazonのレビューなどでも比較的評価が高いこちらの書籍を購入しました。

内容は101試験の部分で全8章 + 模擬試験となっており平日仕事終わり、2日間で1章の学習ペースで進めました。

前述の基礎本である程度の知識を得たとはいえ、いきなりどんどん問題を解ける訳ではありません。

実際の試験でどういう事が問われるのかや問題の形式に慣れるために1周目はためらわずに回答を見て、 その後解説をしっかり読んで、マーカーを引くなり付箋を貼るなりして内容を理解していく事がポイントです。

基礎本と同様、実機でコマンドを入力して結果を確認していくとより理解が深まります。

全章、解き終わったら巻末の模試を行い解けなかった箇所、苦手意識のある箇所は理解を深めるためにノートにまとめていきました。

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問題集だとコマンドラインは散らばって記載されているので一覧を作ってみることもお勧めします。 そこからこの問題集の2週目を開始しました。

問題集も2周目が終わったころに「Ping-t」というWebサイトの利用を始めました。

Ping-t

「最強WEB問題集 LinuC/LPIC Lv1-101(Ver4.0)」

「コマ問LinuC/LPIC Lv1-101(Ver4.0)」

こちらはLpicの他、IT・インフラ系の資格試験の問題集コンテンツを集めたサイトで、 101試験の問題集に関してはプレミアムコンテンツではなく無料で利用する事が出来ます。

101試験の「最強WEB問題集」ですが問題の数が690問とかなり多く、この時点の試験日までの日数に対して全て終わらせることは不可能と思いましたので、試験において重要度の高い範囲や苦手意識のある箇所に絞って問題を解きました。

初めてトライしたときは前述の書籍の問題集では見たことのないような問題や、更に深掘りされた内容のものがあり チャレンジしたうちの半分くらいしか解く事が出来ませんでしたので利用しておいて良かったと思いますし、 出来れば試験当日までにこちらの問題集を全部クリアしておくべきだったと感じました。

また、問題の解答、解説欄でシェアされているネットの記事も理解に役立てるものが多くありここは個人的に非常にお勧め出来る点かと思います。

余裕があれば、「コマ門」と言われるコマンドやファイルのパスを選択式ではなく直接入力する問題もやっておくことをオススメします。

試験本番の感想

試験概要

・解答方式 コンピュータ選択式(一部キーボード入力問題)

・試験時間 90分

・問題数 約60問

・筆記用具、メモ配布あり

・合格に必要な正答率は推定65%前後

・合否の判定は試験終了後即

本番の結果ですが合格ラインが500点で、 恥ずかしながらギリギリの520点で合格する事が出来ました。 (あと一問間違えていたら落ちていた可能性があります)

試験後にもらえるレポートの中に得点範囲は200 - 800 とあり、合格ラインが500とあるので この時の試験だと合格ラインの正答率は62.5%ということになります。

時間配分としては全問題解き切るのに60分もかからないので回答に悩んだ問題やうっかり回答ミスなどがないかを確認する時間は十分にあります。

回答に迷った問題などはチェックをつける事ができ、全問題を解き終わった後にその箇所にジャンプできるようになっています。

(回答を飛ばしている箇所などもわかるので安心です)

試験の個人的な感触ですが勉強をした分自信を持って解けた問題ももちろんありましたが 選択式とはいえ全くわからない問題や勉強してきたこととは異なる、見たこともないような傾向の問題もいくつかあり「受からないかも?」と思うこともありました。

覚えている範囲では BIOSやファームウェアを深掘りした話など...

試験の内容も毎回変わると思いますのでなんともいえないところではあるが、 前述した通り、Ping-Tの問題をできれば全てやっておくべきだったと思います。

Ping-Tに関しては、コマ門も問題数が多いですが、自分が受けた試験ではコマンドを入力する問題はそこまで多くありませんでした。

なのでこれから受験される方は「最強WEB問題集」の方に注力すれば良いかと思います。

また試験全体を通して記憶が勝負の内容だと思いますので勉強期間が長すぎてもかえって中だるみして実力が発揮できない可能性があり、 個人差はあると思いますが勉強期間は長くても1月半くらいがベストかもしれません。

受験を通して得られたこと

受験のあたり勉強して良かった事や得られた事ですが、Linuxの操作において今までなんとなくコピペで済ましていたネットの情報が きちんと体系的な知識を得たため自身で用語の理解や咀嚼が出来るようになった事だと思います。

具体的には、

・コマンドでのファイル、ディレクトリの操作に慣れた。

・grepコマンドなどを使用して目的のファイルを検索、絞り込むことができるようになった。

・ファイルやディレクトリのパーミッション(権限)を変更する際、権限の数字の意味が理解できるようになった.

・設定ファイル等を編集する際に使うテキストエディタのViの 操作を覚える事が出来た。(以前は毎回調べていた)

・Viのオプションなど、実際の業務で役に立つ便利な機能を知る事が出来た.

・パッケージのインストール等、ディストリビューション(Redhat系、Debian系)によるコマンドの違いなどが理解出来た。

など、すぐに役に立つ知識が身につきました。

まとめ

受験にあたり、もちろん合格することを目標にすることも大事ですが それよりも試験の勉強を通して身に付ける知識や体験自体に価値があると感じました。

今回の受験を通して学んだことを今後のキャリアに活かしていきたいと思いましたし、 この次は101試験とは異なる知識が求めらる102試験にも挑戦したいと思います。

勉強するだけでもLinuxの知識がとても多く得られる試験内容となっていますので 記事を読んでいただいた気になった方はLPICの公式サイトなどをチェックしてみてください。

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