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2020-03-29
2020-09-08

低単価で海外ノマドのフリーランスや旅するように仕事するのは危険

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世の中には低単価で海外ノマドするフリーランスエンジニアやコーダー、旅するように仕事するインスタグラマーなどが存在します

確かに、低い売上でも生活コストの安い国で生活すれば、自由に利用できるお金が発生します。

しかし年間の売上が低価格の場合は非常にリスクがあり、結果的にスキルも上がらず日本に帰ってもまともな職歴もない為会社員としても活動できない人間になる可能性があります

今回はその危険性を記載します

なお低単価の定義として、年間660万未満の場合の事を低単価としています

低単価の根拠は海外で働いた後に、日本で老後を過ごすなら 税理士の算出根拠

税理士が執筆|フリーランスは老後資金を考えて、毎月いくら稼ぐ必要があるか

低単価の売上での海外フリーランスはなぜ危険なのか

海外ノマドはスキルアップできない

前段にも記載しましたが、人脈もスキルもない人間がフリーランスのエンジニアやコーダーなどで活動すると案件はクラウドソーシングサイトで受注することになります。

この場合海外だろうが国内だろうが売上は良くて360万(月30万)程度です。

生活費が月5万程度で納まる国であれば、毎月25万程度自由なお金が発生します。

しかしいくら低単価の仕事を受けたからと言って、スキルが上がるわけではありません。

クラウドソーシングサイトで発注を出している企業はHPの改修や記事作成など、誰でもできる簡単な仕事です。

記事作成の仕事などはSEOを上げる目的で発注を出している企業が多数存在するので、記事はターゲットのキーワードが存在している文字量の多い記事であれば問題ありません。

また、コーダーなどの仕事はLP改修で、これもスキルアップできる仕事でもありません。

仮にスキルアップできるような仕事が存在しても、日本国内のフリーランスや副業しようとしている方が競合になります。

この場合貴方が勝つには低単価でしか勝てません。

なぜなら、実績もありませんし、実績を証明できるものもありません。

そうなると結局低単価の案件を多数獲得して売上を稼ぐようになります。

こうなると海外では生活できますが、自身のスキルが上がっていないので、徐々に市場から淘汰されていき、手元の現金も増加せず海外生活から抜け出せなくなります。

この低価格でも生活ができるという状態が一番危険です

数年は生きていけますが、スキルは上がらずこの状態になると日本にも帰れなくなりますし、生活している国で就活しても、現地雇用で現地の給与水準となります。

そんな人間いないと思うかもしれませんが、

「月給9万円」タイのコールセンターで働く30代日本人女性の実例や

そういう人達のインタビューを集めた だから、居場所が欲しかった。 バンコク、コールセンターで働く日本人という衝撃の本もあります。

このように安易に生活コストの安い国で、低い売上で生活するのは非常に危険です

海外ノマドは不況時に債権が発生しやすい

債権つまり売上未入金です。

海外在住の場合、不況時の売上未入金率が一般のフリーランサーよりも高くなります

理由としては物理的に海外にいるので、債権が発生しても 自身は相手の会社に乗り込む事ができません。

また、傾きかけの企業は低価格の債権から支払い拒否します。

なぜなら低単価であれば、仮に貴方が提訴しても弁護士費用などを含めると赤字になります。

それを企業側も理解しているからです。

参考までに企業へ提訴する際の弁護士費用は以下です

旧司法試験を合格している弁護士を想定

1:初回相談料でもタイムチャージで1万 

2:内容証明を送付のみでも約15万程度

3:訴訟着手金20万程度

4:成功報酬(勝訴した支払い債務の10~20%)

なお、裁判所から債権支払い命令が出ても、企業側が倒産した場合は債権の支払い免除になります。

計画倒産と言われる場合です。

企業から債権回収が出来なかった場合でも、

弁護士費用の支払いは必須です

弁護士と法廷で闘うのは得策ではないので、弁護士への支払いは何が何でも支払わなければなりません。

2020年9月以降もやむ終えなく倒産する企業も増えてくると、案件も少なくなりますし、未入金の債権も発生していきます。

手元に資金がない中、企業からの入金がない。

その時貴方はどうしますか?

為替のリスク

海外からクラウドワークスなどのクラウドソーシングサイトを利用して案件を獲得している場合は、海外生活をしていても円で売上入金されるのでどうしても為替リスクが発生します。

ドル円は2020年初年度は106円でしたが、3月時点でだいたい110円となっています。

東南アジアの現地通貨は通貨としての安定性がないため、現地通貨の価値はドルの流通量で上下します。

その為円高であれば有利になりますが、円安になると 稼いだ金額が目減りします。

例えば年間360万稼いだ場合のドル換算は

1ドル110円の場合は約32,727ドル

1ドル105円の場合は約34,285ドルです

このように為替の影響で約2,000ドル上下する事が分かります。

もちろん円高になれば恩恵を受けますが、ただでさえ低い受注額がさらに目減りする可能性もあります

食えている海外ノマドフリーランサーはどういう人?

シンプルに能力が高く、日本でも腕一本で問題なく戦える人です。

私も多数の企業と取引しましたが、北欧や東南アジアなどの海外からリモートで働いているエンジニアの方と一緒に働いたこともあります。

そういった方は人脈もありますし、スキルも高いです。

実際彼らは準委任系契約で、1か月100万~120万くらいの売上です。

こういった方達は高い売上なので、債権が発生しても 別の企業と取引すればよく、不況でも売上を少し落とせば生活できるので、高スキルなノマドフリーランサーは前述したリスクは殆どありません

ネットで自称稼げているノマドワーカー、ノマドフリーランサーが本当に儲かっているかを判断する方法があります。

以下を行っている場合は儲かってないです。

1:海外ノマドワーカー/フリーランスの方法をコンサルする

2:案件獲得の方法をNoteで販売している

3:オンラインサロンの運営

4:ツイッターで限定ライングループへの誘導

そもそも儲かっているノマドフリーランサーは上記のような 情報商材を売る必要がありません。

なぜなら、1案件あたりの売上が高い顧客を保持しており、 スキルも高いので、個人向けのコンサルでチマチマ稼いでも労力に見合いません

上記1~4をやっていて、儲かっている風なノマドフリーランサーは情弱をカモにして、コンサル料金をもらっているだけの情報商材屋です。

上記から海外でノマドフリーランスをやりたいなら、シンプルにスキルと人脈をつくるしかありません。

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