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2020-04-28
2020-06-04

SESを辞めたいと思った時の転職先やキャリアの考え方|5次受けSES経験者が解説

2020 04 30 2803556 s

執筆者プロフィール

法人営業8年→人脈なし・非大卒・未経験からエンジニア(約2年半)→個人事業主のエンジニア(約10ヶ月)→法人化した人

エンジニア歴は4年

会社員時代は転職を4回経験し、5次受けSESも経験

五反田もくもく会&勉強会の主催者

今回は客先常駐の下請けSESの方向けに、転職しようとした際の職種やキャリアプランなどを記載します

ジャンプできる目次


転職時期が決まっていなくても、まずは市場価値を確かめる

まず、全てに言えますが具体的に転職活動を行う前に

自分の市場価値を確かめないといけません

いざ、転職しようと決心した時に貴方に市場価値が低ければ、希望の転職先が存在しなくなります

つまり転職を決心した段階で動いても遅いのです そして市場価値は貴方でも私でもなく市場が決めます。

現行コロナなどで市況が不透明ですが、

だからこそ今市場確認を行わないと、会社が傾いた時に会社を選べる状態にならず、買い叩かれる可能性が高くなります

では、どうやって市場価値を見るかと言うと

1:現職に留まりながら、各種転職エージェントに登録

2:自分が応募できそうな求人を確認

3:市場価値が低いなら、業務中か業務外で対外的な努力をする

4:市場価値が高いor転職を決意したなら具体的な転職活動を行うといった形です

もちろん

・1年以上テスト工程だけの作業しかさせてくれない

・勤務時間が長時間で耐えられない

・パワハラを受けているや

・コロナの緊急事態宣言期間中も常駐を依頼・強制された

・現在在籍している会社で正社員待遇での内定なのに実はアルバイトだった(実話)

などは今すぐ転職する事をお勧めします。

評判がいい転職エージェントは大手でマイナビ

中堅で評価が高い媒体ならワークポート

社内勤務SE(非客先常駐開発)の専門転職媒体|社内SE転職ナビ になります。

SESを辞めて転職する際の職種の方向性

そもそもSESを辞めて、転職するとなった場合は まず今後3年間で

1:エンジニア以外の職種でも良いのか

2:エンジニアとして引き続き勤務したいか

を考えます

志向として、顧客調整に苦がないやお金を求めてSESを辞めて転職しようとしているなら、キャリアの掛け算を行う為にエンジニアのキャリアを生かして別の職種にキャリアチェンジするといった事をお勧めします

実際私は営業のキャリア8年×エンジニアのキャリア4年という キャリアの掛け算を行った結果転職ドラフトで1000万オーバーの指名を受けています

関連記事

転職ドラフトの感想|1000万オーバーの指名を受けた

また、3年間としたのはあくまで想定の期間ですが 人間は未来の事を考える際に、自分の思考や行動が変化しない前提で想像する傾向があるという事が科学的に言われています。

参考:ダン・ギルバートのTEDトーク

しかし人生は変化の連続です。必ず志向は変化します。

その為10年単位でキャリアを考えるには現実感がないですし、1年だと短すぎるという事から3年として記載しています。

実際私はキャリアプランを考える際は3年タームで考えております。

エンジニア以外の職種へ転職する

前述した通り、顧客や社内折衝が苦でなくエンジニア職に拘らないのであればエンジニアの職歴がプラスに作用する、エンジニア以外の職種への転職もお勧めしています。

具体的に言うと

1:BtoBの自社サービスや自社商品系のプリセールス(技術営業)へ転職する

2:社内情報システムの担当へ転職する

3:ディレクターやマーケティングなどビジネス寄りの職種に転職する

といった事が可能です。

特にキャリアの安定性と金銭を求めるなら1がお勧めです。

BtoBの自社サービスや自社商品系のプリセールス(技術営業)とは

BtoB向けの自社開発サービスや製品を提供しているは多数存在し、企業間の取引ですので顧客のIT環境の調整が発生する為中堅以上の会社の場合はプリセールス(技術営業)が職種として必ず存在します

※toCは一般消費者が顧客なのであまり存在せず

営業と言っても、プリセールス(技術営業)ですのでテレアポや飛び込み営業はなどは行わず、やる事は以下のような感じです

・別の営業と組んで見込み顧客向けの技術提案

・顧客の社内システム部と打ち合わせ

・見積もり作成や技術仕様の回答

・ITカンファレンスなどでの登壇

などコードや設計書は書かずに見込み顧客や新規顧客向けの技術的な調整を行います。

やりとりする顧客の職種は技術者が多いので、元技術者のあなたの肩書きは強力な強みになります

なお、エンジニアとして設計ー製造を1年以上行っている事が必須です。

もちろん営業なので自社製品を販売する為のコミュニケーションが必要ですし、プリセールス(技術営業)へ転職したての際はいきなり給料は上がらないかもしれません。

しかし、数字目標が未達成だからと言って社内で詰められることもありませんし、数字を達成すれば追加ボーナスや昇給も期待できます。

また、営業的な役割ですので不況にも強く転職もしやすく国内企業に努めた後は、外資へステップアップして年収1千万オーバーも夢ではありません。

実際私は営業時代情報セキュリティ系の商材を販売していたのですが、営業成績のTOP10名の上位5名は元下請けSESの技術者でした

彼らはSESで技術者として生きていくよりは、複数の職歴を掛け算で給料を上げる事を選択しました

だから私も職歴を掛け算しようと思い、28歳からエンジニアに転職しました。

その方達は現在外資に転職され、さらにスキルアップしています。

ぶっちゃけ営業成績が高ければ、英語の習得も必須ではなくなります。

以下からBtoBの自社開発サービスや製品を提供している大手企業

【外資】

シスコシステムズ

セールスフォースドットコム

アマゾンウェブサービス

DELL

【国内】

ソフトバンクグループ

KDDI

ネットワンシステムズ

Sky株式会社

株式会社ラック

上記は分かりやすく伝える為に大手企業を記載していますが、中堅で高利益の企業も存在します。

プリセールス(技術営業)は中堅以上の企業規模が多いので、採用予算が潤沢です。その為ダイレクトリクルーティングよりは転職媒体やエージェントを通して採用をアウトソースしています。

なので興味があれば転職エージェントに相談してみてください。

私がいつも利用していた転職エージェントは大手でマイナビ

中堅で評価が高い媒体ならワークポート

レバテックキャリアになります。

各社強みがあるので、可能なら複数登録してみてください

外資のエージェントなら Samurai Jobか、LinkedInでプロフィールを登録してみてください。

実際の事例はヘルプデスクを辞めてセールスエンジニアに転職した方の事例をご覧ください

社内情報システムの担当へ転職する

文字通りの社内の情報システム部門へ転職します。

これは企業によって様々ですが、コードやサービスの設計書を書くというよりは、業務として

・社内ネットワークの構築や保守、新規構築

・新規ツール導入の検証や設置

・社内セキュリティの保守、改善

・PC周りのソフト選定

・ホームページの管理や改修

など大きな仕事から小さな仕事まで幅広くあります。 最近だとコロナの影響でリモートワークへの移行が発生するので、ツール選定や社内ネットワークの追加構築などの職務が多くなってきています。

インフラ〜フロントまで技術的な事に幅広く関わりますし、 社内情報システム部は利害関係者が社内の為、仕事の成果も見えやすく調整もしやすいです。

こちらの注意点は1人情シスだと、仕事の負荷が多くなる為 情シス担当として勤務するなら、

・上場企業クラス

・非上場でも大手

などの企業で情シス担当が3名以上勤務している企業がお勧めです。

1名だけだと、頼られすぎてPCの立ち上げなど何でも依頼される可能性がある為です。

こちらに転職を希望する場合は、

社内勤務SE(非客先常駐開発)の専門転職媒体|社内SE転職ナビ

大手エージェントのマイナビ

中堅でいうとワークポート

レバテックキャリア

などがお勧めです。

ディレクターやマーケティングなどビジネス寄りの職種に転職する

こちらは前述したBtoBの自社開発向けのサービスの企業の マーケティング担当やディレクターとして転職します。

企業にもよりますが、BtoBサービスの場合で導入決定者が技術者の場合、その技術者に刺さる媒体を選定し、広告出稿したりセミナー開催やブログ公開など技術への理解+マーケティング的な動きが必要になります。

その為マーケティング担当でも元技術者の肩書きは強みを発揮します。

ディレクターに関してはゲーム系のエンジニアとして関わっていた方がディレクター職へキャリアチェンジするといった形です。

こちらについても引き続き以下のような媒体に登録して、エージェントに相談してみてください

マイナビワークポートファミキャリ(ゲーム業界)

ITコンサルに転職する

学歴がMARCH以上ならITコンサルに転職する事もお勧めします。

ITコンサルは、実態はSIで要件定義をして設計書を書くという形ですが「コンサル」の肩書きになるので給料はエンジニアよりも格段に高くなりますし、所属した会社の下請けとして独立もしやすいです。

また最近ではRPAのUI Pathの導入コンサルティングなどもニーズが出てきています。

業務としてコーディングなどからは離れますが、エンジニアとしての肩書きは強みを発揮します。

外資ならアクセンチュア、IBM HP、PwC、国内ならアビームやフューチャー、シンプレクス などが有名です。

これらの会社は儲かっているので、30歳前後で年収1000万程度は堅いです。

前述した通りコンサルと言っても実態は、多重開発構造の元請けのSIなので、仕事としては設計書を書いてミーティングして、下請けの予算管理をしてと言った感じです。

どの会社もキラキラ感はありますが、実態は泥臭いのでその点だけご注意ください

こちらはコンサル専門のエージェントの STRATEGY:BOOTCAMSamurai Jobに登録し、市場感を見てください

SESを辞めてもエンジニアとして働きたい場合

SESを辞めてエンジニアとして働き続けたい場合の職種やキャリアは以下を考えられます。

1:客先常駐を辞める為に、受託開発や自社サービスの会社へ転職する

2:インフラエンジニアからサーバサイドやフロントエンジニアへ転職する

3:サーバサイドエンジニアからインフラエンジニアへ転職する

客先常駐を辞める為に、受託開発や自社サービスの会社へ転職する

エンジニアとして当分コードを書きながら、技術に関わると言った場合は1番に考える方向だと思います。

こちらについては、具体的な詳細や事例を以下に記載しているので、そちらをご覧ください

5次受けSES経験者が考える SIやSESからWeb業界へキャリアチェンジする方法

客先常駐SESからWeb系自社サービスのエンジニアに転職した実例

をご参照下さい

インフラエンジニアからサーバサイドやフロントエンジニアへ転職する

現状インフラエンジニアとして、勤務しているならサーバサイドやフロントエンジニアへ転職する事も可能です。

もちろん実力証明が必要なので、転職が成功したからと言って 年収が急激に上がる事はありませんが、 インフラの専門職の業務経験と、フロントやサーバサイドの業務を行えるのはスキルの掛け算になるので、圧倒的な強みが出ます

もちろん業務としては未経験なので、サーバサイドやフロントエンジニアとしての実力を証明する必要があります。

これにはパイザ のBランク以上とポートフォリオ作成が必要で

こちらも5次受けSES経験者が考える SIやSESからWeb業界へキャリアチェンジする方法に詳細を記載しております。

サーバサイドやフロントエンジニアからインフラエンジニアへ転職する

こちらも前述した通り、スキルの掛け算となります。

ただ、インフラについてはサーバサイドエンジニアなどと違い業務外の実力証明が難しく、業務歴至上主義的な所があります。

インフラ系の実力証明となるのは、1番は資格で次がプライベートでサーバーを構築すると言う形です。

資格については、ネットワークスペシャリストや中級クラスのメーカー資格のCCNPやLPIC-3程度の資格が良いかと思います

さらにAWSやGCPを利用してのサーバー構築などで実力証明が可能となります。

しかし、インフラ系についてはサーバサイド以上に障害対応や保守対応での業務知識が要求される事が多く、サーバサイドからインフラへの転向より難易度があります。

その為 なぜインフラか?の深い理由がないのであれば通常はお勧めしません。

知識として必要なだけなら、資格試験などで対応する事をお勧めします。

以上になります。

SESを辞めて、転職すると言っても様々な転職先や考え方がありますので、是非参考にしてみてください

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