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2020-05-08
2020-06-04

インフラエンジニアを辞めたい時の転職先やキャリアの考え方|5次受けSES経験者が解説

2020 05 08 2440199 s

執筆者プロフィール

法人営業8年→人脈なし・非大卒・未経験からエンジニア(約2年半)→個人事業主のエンジニア(約10ヶ月)→法人化した人

エンジニア歴は4年

会社員時代は転職を4回経験し、5次受けSESも経験

五反田もくもく会&勉強会の主催者

現役のフルスタックエンジニア

直近で下請けSESのインフラエンジニアとしてデータセンターでネットワーク監視をしていた方へ、インフラエンジニア(ネットワークエンジニア)の転職やキャリアについてお話したので まとめとして記載します。

ジャンプできる目次



貴方がインフラエンジニア(ネットワークエンジニア)を辞めたい理由は何ですか?

貴方がインフラエンジニア(ネットワークエンジニア)を辞めたい理由は何でしょうか?

それによって、今後のキャリアの方向性が変わってきます。

よく五反田もくもく会&勉強会で聞く悩みや転職理由として大体が以下3つです。

この動機毎に、キャリアの考え方と転職できる会社などを記載します。

ネットワーク監視やキッティング・サポート業務だけで、スキルが付かないからこの先不安で転職したい

昨今クラウド化してきたとはいえ、ネットワークはまだまだ物理サーバーだったりするので、インフラエンジニア(ネットワークエンジニア)はサーバサイドのエンジニアよりも未経験者や経歴が浅い人間を大量雇用して、サーバーの監視業務やキッティング、サポート業務にアサインする事が多いです。

貴方もこの内容をご覧になっているので、少なからず該当するかと思います。

確かにネットワーク監視やキッティングやサポート業務だけやっていても、インフラエンジニア(ネットワークエンジニア)として、市場では評価されません

この状態で1番危険なのが、所属している会社自体がそういった業務しか行っておらず、物理、クラウド問わずネットワーク構築や設計業務など所謂上流工程を行いたいと思っても、業務としてそもそも経験できない事です

実際監視やキッティング系の業務を行う会社は、SESの業態だと思いますが、SESの構造では、

1:数名の高単価の人間を派遣するか

2:作業員として、大量の人間を低単価で派遣するか

このどちらかしか会社戦略として取れません。

多くのSESの会社は2の戦略を取ります。

なぜなら、高単価の人間は市場価値が高いので、他社から引き合いがあれば直ぐに転職するからです。

SESの会社からすれば教育コストを出しても、直ぐに転職されるのは会社として安定しません。

だから低スキルの人間を大量雇用し、スキルアップさせずにそのまま雇用し続けた方が会社としては安定します。

所属する社員としては、この作業員状態が非常に危険です 上流工程をやりたいと思っても業務としてできないので、この状態で勤務し続けるとキャリアが詰みます

キャリアが詰む事例としては、未経験からインフラエンジニア(ネットワークエンジニア)としてネットワーク監視業務を2年程行ったが、結局上流工程を詰めず、ただ転職できるスキルもなくその会社に在籍しても、生活できる給料なので惰性でその会社に勤務続け、結果加齢と共に市場価値も低いので転職できなくなるといった事が

実際発生しています

インフラエンジニア(ネットワークエンジニア)としてキャリアが詰んだ状態を脱出する

このキャリアが詰んだ状態を脱出する際は業務外の成果アピールが必要です。

この状態で安易に転職活動をしても、同じような会社しか転職できません

では、その業務外の成果というのはプライベートでクラウドや物理サーバー構築及び公的か民間資格の取得になります。

インフラエンジニア(ネットワークエンジニア)はサーバサイドより、経験職務を問われる傾向があるので業務外の成果としては やはり資格が強くなります

プライベートでのクラウドや物理サーバー構築

こちらについてはクラウドで利用でき、情報量が多いAWSを利用します。

具体的には以下のような書籍を元に、学習しAWSのサーバー構築を行います。

Amazon Web Servicesではじめる新米プログラマのためのクラウド超入門

Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築 改訂3版

設計での参考書

インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門 第2版 (日本語) 単行本 –

こちらは初心者向けの内容なので、割と分かりやすいと好評です。

書籍を元にAWSのインスタンス構築などもできるので、 こちらで基本的な事を学びます。

適当なPCへLinuxを入れて1からサーバー構築するといった事もいいでしょう。

その場合はパソコンにUbuntuなどを入れて試してみてください

Ubuntu はじめる&楽しむ 100%活用ガイド[Ubuntu 18.04LTS 日本語Remix対応]

公的か民間資格の取得

この資格取得ですが、難易度が高いですが学習コストが少なく、年齢に関係なく評価されるのは

公的資格のネットワークスペシャリストです。

参考書

徹底攻略 ネットワークスペシャリスト教科書 令和2年度 徹底攻略シリーズ

こちらは働きながらでも1年くらい学習する必要があります。

民間資格の場合受験料が高額になる傾向があるので、 会社が負担できれば、シスコの民間資格の以下をお勧めします。

第二新卒(25歳かギリギリ26歳まで)の場合はCCNA

26歳〜30歳まではCCNP

30代超えCCDEできればCCIE

所属会社で民間資格の補助がない場合は、受験料が手ごろなLinuCの資格もいいでしょう

第二新卒(25歳かギリギリ26歳まで)の場合はLinuCレベル1

26歳〜30歳まではLinuCレベル2

30代超えLinuCレベル3系全て取得

なお2019年終わりごろからLPICは世界で認定されているLPICとLPICの日本法人が作成した独自規格のLinuCという資格があり、上記はLinuCを記載しています。

参考

Linux試験|LPIC101試験の受験レポート

残念ながら、30代を超えてキッティング担当やサーバー監視担当だと、より実力証明が求められます。 何の武器も持たないままインフラエンジニアとして転職活動をしても所属している会社と同じような会社しか紹介されません。

こうなると、転職してもキャリアが詰むという問題の解決はできません。

この内容が信じられないなら、手っ取り早くマイナビ、やワークポートなどの転職エージェントに真偽を確認してみてください。

分かりやすく、貴方の市場価値を算出してくれるはずです

金銭報酬が見合わないから転職したい

求める水準の給与がもらえないから転職したいと行った場合 以下が考えられます

1:インフラエンジニア(ネットワークエンジニア)を生かして、プリセールス(技術営業)に転職する

2:フリーランスとして活動する

3:同じような業務で別の会社に転職する

金銭を求めるなら、1のインフラエンジニア(ネットワークエンジニア)の経験を生かして、別職種に転職する事をお勧めします

順を追って解説します

インフラエンジニア(ネットワークエンジニア)を生かして、プリセールス(技術営業)に転職する

顧客調整やビジネスコミュニケーションが苦でなく金を求めるなら、インフラエンジニア(ネットワークエンジニア) の職歴と掛け算をして、別職種のプリセールス(技術営業)に転職する事をお勧めします

実際私は営業の職歴とエンジニアの職歴を組み合わせているので、市場価値が高まり法人化するまでの売り上げになりましたし、転職ドラフトで1000万オーバーの指名を受けています

関連記事

転職ドラフトの感想|1000万オーバーの指名を受けた

インフラは関わる利害関係者と影響する人間が非常に多いので、インフラ系の自社サービスや商品の会社では営業をサポートするプリセールス技術営業やサポートエンジニアが多数存在します。

そして商談相手も技術者になるので、貴方のインフラエンジニア(ネットワークエンジニア)は強力な強みになります

プリセールスと記載したのが、営業の肩書きがあるので 数字を達成すれば追加ボーナスや昇給も期待できます。

また、営業と言ってもプリセールス(技術営業)ですのでテレアポや飛び込み営業はなどは行わず、やる事は以下のような感じです

・別の営業と組んで見込み顧客向けの技術提案

・顧客の社内システム部と打ち合わせ

・見積もり作成や技術仕様の回答

・ITカンファレンスなどでの登壇

ではインフラ系でどういう業態でプリセールス(技術営業)を募集しているかというと

シスコシステムズやHPなどのサーバーのメーカーの他に

・情報セキュリティ業界(株式会社ラック、マクニカ、サイバーセキュリティクラウド)

・ファイアウォールの代理店(東京エレクトロンデバイス、図研ネットウェイブ、アズジェント)

・データセンター提供会社(さくらインターネット、IDCフロンティア)

・各種ネットワーク構築会社(ネットワンシステムズ)

上記は分かりやすく記載しましたが、こういった業界や業態は ネットワークに関わる商品や製品を販売しているため、必ずプリセールス(技術営業)が存在します。

自社の製品が顧客に導入されるまでの、調整は長期間に及びますし、導入されると高額な取引が発生するので大きな仕事が可能です。

また、売って終わりではないので顧客と引き続き長い取引も行えるので、やりがいもあります。

もちろん責任重大なのでトラブルが発生すると、謝罪報告書の作成や深夜対応などもあります。

ただ、エンジニアの職歴と掛け算しているので貴方の市場価値は高まります

転職したての際は給料は上がらないかもしれませんが、プリセールス(技術営業)で3年ほど在籍し、さらに外資へ転職すれば年収1000万も堅いです。

なお、プリセールス(技術営業)を募集している企業は中堅以上の企業の為採用予算が潤沢です。その為ダイレクトリクルーティングよりは転職媒体やエージェントを通して採用をアウトソースしています。

なので興味があれば転職エージェントに相談してみてください。

私がいつも利用していた転職エージェントは大手でマイナビ

中堅で評価が高い媒体ならワークポート

レバテックキャリアになります。

各社強みがあるので、可能なら複数登録してみてください

フリーランスとして活動する

金銭を求めるなら、フリーランスとして活動するのもいいでしょう以下であれば

首都圏なら月60万前後 1年で約720万程度の報酬が予想されます

■インフラの場合■

経験工程が要件定義~構築までを経験

仮想化やAWS・GCP Dockerなど構築運用経験あり

※市況や年齢、経験業務によって上下します。

テストしか経験がないやネットワーク監視しか経験がないなどの場合は、SES→フリーランスは厳しいです

メリットデメリットなどは、以下記事に記載しているのでご覧ください

SESからフリーランスになる際のメリットとデメリット|法人化した人間が解説

同じような業務で別の会社に転職する

貴方の実力が高いのに、所属している企業の給料が低い場合もあります。

まずは分かりやすく、第三者的に市場価値を判断する必要がありますが方法として

転職ドラフトと転職エージェントをお勧めします。

特に転職ドラフトは企業が自分に入札していくので、実力によっては高額の入札も発生します。

ただ、転職ドラフトは自分で職務経歴書を記載し、自分をアピールする文章を記載しなければいけません

自分で記載できる人は必要ないですが、職務経歴書の記載ポイントが分からない人や不安な人は、転職エージェントで添削してもらう必要があります。

主な転職エージェントは大手でマイナビ、中堅で評価が高い媒体ならワークポートレバテックキャリアになります。

ただ、実力がなければそもそもドラフトに出場できません

その為、実力判断で非常に分かりやすいです。 入札企業が発生しなかったり、ドラフト出場ができない場合は、残念ながら市場価値が低いので自己研鑽をするか 前段で記載したインフラエンジニア(ネットワークエンジニア)を生かして、プリセールス(技術営業)に転職するなどをご検討ください

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転職ドラフトの感想|1000万オーバーの指名を受けた

やりたい仕事ができないから転職したい

やりたい仕事ができないという部分については、 過去の事例ではクラウド関係の仕事をしたいが、物理や仮想のみ の仕事しかできない。

マネジメントをしたいが、下請け管理や後輩の管理をさせてくれないなどです。

物理しか経験していないので、クラウドに挑みたいとなった場合は給料がよくて変化なしか、若干下がる事を問題視しないのであれば、AWSの構築で有名なクラスメソッドや同業種に転職する事も可能です。

ただ、物理でもネットワークの構築や設計業務を行った事が必須です

こう言った転職には中堅エージェントのワークポートがお勧めです。

なおネットワーク構築や設計業務などの上流工程をやりたいがネットワーク監視だけの業務しかアサインされないなどはキャリアが詰みかけているので転職云々より インフラエンジニア(ネットワークエンジニア)としてキャリアが詰んだ状態を脱出する をご参照ください

またマネジメント系に関しては、過去の経歴を見られるので、転職したからと言って解決するかは微妙です。

年収を上げるために、マネジメント業務を行いたいなら TOEICのスコアを700点以上に上げて外資に転職すると言った方が現実的です。

以上になります。

悩み別で具体的な転職方法や勉強方針、キャリアの考え方を記載したので、参考にしてみてください

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