社内SEになるには|現役エンジニアが解説

この記事では、
「社内SEがどういう仕事か」
「社内SEに必要なスキルや転職方法」
などを解説し、この記事を読んだ後に社内SEに転職を検討している方が一歩踏み出せるようになります
執筆者プロフィール
法人営業8年→人脈なし・非大卒・未経験からエンジニア(約2年半)→個人事業主のエンジニア(約10ヶ月)→法人化した人 今もWeb開発が主業務
ジャンプできる目次
社内SEとは
社内SEは文字通り、社内に関わる以下を行う仕事になります。
・社内ネットワークの構築・改修設定
・社員のPCのセキュリティソフト導入や選定
・ERPやSFAなど新規ツール導入時の要件定義〜設計
・会社コーポレートサイトの更新や社内サイトの更新・改修
・社内からのシステムやPCに関わる問い合わせ対応
などになります。
基本的に社内に関わることを行いますので、 安定した勤務時間とそこそこの良い給料なので
残業のしすぎで、疲弊している方などにお勧めです。
また、コロナ後のリモートワーク需要の急増により、社内SEのニーズが急増しているので、withコロナの転職先としてはかなりおすすめです。
社内SEのメリット
以下が社内SEのメリットとなります
1:幅広い業務に関われる
2:システムの設計業務に関われる
3:会社の経営状況が安定している
4:残業が少なく、有給が取りやすい
幅広い業務に関われる
ネットワークインフラ〜社員のスマホ設定まで、幅広い業務に関われます。
システム的な専門知識より、幅広いITの知識が必要になります。
システムの設計業務に関われる
大規模システム開発の現場では、所謂設計業務は花形になり、 ITコンサルなどになると、給与も非常に高くなります。
社内SEで設計業務に関わった後に、さらに転職するとなった場合はITコンサルやプロダクトマネージャーへの転職も可能になります。
会社の経営状況が安定している
社内SEを雇用できるのはそこそこの大きさの会社です。 その為、比較的会社の経営状況が安定しています。
残業が少なく、有給が取りやすい
繁忙期でない場合は、残業も少なく定時で帰宅可能です。 また、有給も取りやすいです。
ただ、会社によるので転職エージェントなどで転職を検討される際は、勤務状況をご確認ください
ここまでで転職したいと思った方は、 非客先常駐専門の転職サイト、社内SE転職ナビに登録して相談してみてください
社内SEのデメリット
1:コードを書かない
2:ヘルプデスクがメイン業務だと色々辛い
3:暇なとき何もない
4: 評価され辛い
となります。
コードを書かない
エンジニアですが、システム導入の際は設計業務だけ行ってコードは書きません。
HP改修などでは少しhtmlを操作する程度です。
ヘルプデスクがメイン業務だと色々辛い
会社にもよりますが、メイン業務が社内のPC設定やシステムに関する質問受けなど社内ヘルプデスクだけだと
・インターネットが繋がらなくなると直ぐに連絡が来る
・ググれば分かる事を電話で聞いてくる
などの社員も存在し、これがストレスになる方もいます。 もちろんヘルプデスクがメインでない会社も存在します。
暇なとき何もない
暇な時は本当に何も業務がない日なども存在します。 その時は全く時間が進まないのでかなりの苦痛です
評価され辛い
会社にもよりますが、
・トラブルが発生しない
・トラブルが発生しても直ぐに解消できる
事が求められる場合は、普段の業務が周りから評価されない事が多いです。
これも会社によります。
中堅企業でも社内SEが最前線で業務改善に関わる事もあります。
社内SEに必要なスキル
1:コミュニケーション能力
2:自走力
3:基本的なITスキル
になります。
コミュニケーション能力
幅広い職種の方やITリテラシーが低い社員と会話するので、ある程度のコミュニケーション能力は必要です。
自走力
トラブルが発生した際な度は、瞬時に自己判断し解決していく必要があるので、必要な情報を収集し、問題を解決していく自走力が必要です。
基本的なITスキル
専門的なスキルは必要ありませんが
・ネットワーク資格のCCNAレベルのネットワーク知識
・レシポンシブデザインを理解できる、最低限のHTMLスキル
・セールスフォースや各種ファイアウォールメーカーのベンダー概要の理解
・エクセルやパワーポイントなどのオフィスツールへの理解
などのスキルが必要です。
第二新卒の場合などは、知識が足りなくても熱量でカバーできます。
社内SEに転職するには 社内SEは転職エージェントにしか流れてきません。 また、求人が発生するのもタイミング次第なので、 社内SEに興味がある方は、具体的な転職時期が決まっていなくても転職エージェントに相談してくだし
以下から社内SEへの転職に強い転職エージェントを記載します。
になります。
社内SE転職ナビ
社内SE転職ナビをお勧めするのは、
・非客先常駐の求人に特化
・キャリアカウンセラーの対応が細かい
・20〜40代まで対応可能
からです。ただ、専門媒体であるため提案求人数は絞られるので他媒体との併用をお勧めします。
レバテックキャリア
レバテックキャリアをお勧めする理由は
・関東、関西、福岡に対応
・若手〜30歳までに強い
・圧倒的な知名度
点になります。
レバテックキャリアは運営会社のレバレジーズになり、 電車広告やWeb広告などで見かける事があるかと思います
レバテックキャリアは大阪や福岡でのエンジニア転職も対応できているので、主要地域での転職支援も可能ですし、
圧倒的な知名度と強い営業力があり、掘り出し求人が存在します。
マイナビ
マイナビをお勧めするのは、
・地方でも相談に乗ってくれる
・求人情報量が多い
・スタートアップから上場企業まで企業規模も問わない
・元エンジニアのキャリアカウンセラーも存在する
為です。
やはり大企業のネームバリューはかなり強く、総合的に対応できるのはかなりの強みです
実際多数の現役エンジニアが、マイナビで転職されています。
ただ、キャリアカウンセラーの当たり外れがあるという声も聞きますので、他の転職エージェントに並行して登録する事もオススメします。
以上になります。
この機会に転職に困っているエンジニアは社内SEをご検討ください。
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