転職で給料が上がるエンジニアの特徴と年収相場

この記事を読んでいる人には
転職を検討しているが、年収上下が心配
エンジニアの大体の年収相場はいくらなのか
を知りたいと思っている方はいませんか?
今回は現役エンジニアで、転職を複数経験し、エンジニアの採用業務経験もある筆者が、転職で給料が上がるエンジニアの特徴や年収相場などを解説します。
執筆者プロフィール
法人営業8年→エンジニア(約2年半)→個人事業主のエンジニア(約10ヶ月)→法人化した人 現役のシステムエンジニア スタートアップ〜上場企業まで幅広く勤務
ジャンプできる目次
エンジニアの年収相場
転職エージェントのDODAが2019年に発表した情報では以下のような指標で、私も会社員のエンジニア指標としてはかなり近しい数字だと認識しています。
・「プロジェクトマネジャー」(656万円)
・「システム開発/運用」(471万円)
・「SE/プログラマ」(422万円)
・「ITコンサルタント」(611万円)
・「IT戦略/システム企画」(592万円
もちろん
Web系の大手のリクルート やサイバーエージェント、SIの大手富士通などは30代前半の平均年収は600~700万と プログラマの平均年収以上ですが、
スタートアップから大手まで含めるとこういった金額です。
転職で年収が上がるエンジニアの特徴
1:抽象的な業務を経験している
2:儲かっている会社に転職している
身も蓋もない、ちゃんとした理由がありますので、以下から解説します
抽象的な業務を経験している
平均年収例に記載の通り、プロジェクトマネジャーやITコンサルなど、エンジニア職種に近く平均年収が高い仕事は
1:システム企画や要件定義
2:人の管理やスケジュール管理など
抽象度の高い業務となり、こういった業務を経験していれば、年収が上がります。
抽象度が高い業務とは例えば
1:何のためにそのシステムを作るか、必要があるか、なぜやるかを定義する業務
2:進捗を守るために何をし、誰を配置し、遅れた場合何をするかを考える業務
など、フンワリした事を具体的に落とし込む業務になります。
ITコンサルや一般的な戦略コンサルなどが利用する思考のフレームワークで、抽象的な事を効率的に考え、具体化・分析する手段もありますが
それでも抽象度が高い業務は、属人性が高く可視化出来ない業務である為、対応できる人員が少なく、経験していれば年収が上がります。
エンジニアといえば、
1:コードを短く・分かりやすく書く力
2:拡張性を意識したコーディング
3:複雑なアルゴリズムを書ける
など上記のような技術力を上げていけば、年収が上がるイメージかもしれません。
実際テックリードと呼ばれる、PMではなく技術をリードしていく人材を求める企業も出てきています。
しかし、事業ではシステムはあくまで、売り上げを上げる1つの手段です。
何を使って、どう実装するかより
何を何の為にシステム化(機能化)し、それを今実装する必要があるのか
を考えれる人の方が事業に直結しますし、抽象度が高く年収が高くなります。
これは、エンジニアが職として評価されていないという話ではなく、抽象的な業務がどちらかという話になります。
その為、年収だけを見るなら、システムエンジニアを経験した後にITコンサルに転職した方が、年収は確実に上がります。
儲かっている会社に転職する
儲かっている会社は、人員にも費用を出せるので年収が高くなります。
その為前述した、Web系の大手のリクルート やサイバーエージェント、SIの大手富士通などは儲かっていますので、転職できれば年収は上がりやすくなります。
ではこういった企業へ、どう転職するかと言うと
他人より貴方が優れている事を証明する事です。
それは学歴や、職歴、技術力など様々な事を利用して 他人より優れている事を証明します
エンジニアは技術力を可視化しやすい職なので
GitHubのコントリビューションの数やOSSへの貢献 技術書執筆など、プライベートの活動でも 自分の技術力を証明可能です。
転職で年収がUPすると言う事は期待の現れ
転職で年収が100万以上UPするのは、
1:貴方が現職で買い叩かれていた
2:転職先の会社の給与水準が高い
3:転職先の会社の期待値が高い
のどれかですが、100万以上UP大体は期待値が高く年収が上がっている可能性があります。
この場合は期待された成果が出ない場合は、非常に辛い目に合います。
その為年収が上がる転職は、自分に何を求められているかをしっかり考え、対応できない場合は断ることも必要です。
エンジニアの市場価値を判断するには
自分の市場価値を直ぐに知る方法としては 転職サイトと転職エージェントに登録すれば、直ぐに確認できます。
1:エンジニア転職サイト|転職ドラフト
2:エンジニア転職エージェント|マイナビ
エンジニア転職サイト|転職ドラフト
転職ドラフトは月1回開催されており、登録した経歴によって企業が、自分へ入札していくサービスです。
ここで指名があるなら、少なくとも市場価値は高いはずです。
最終的に転職ドラフトの担当が出場承認を決めるので、場合によっては転職ドラフトに出場できない可能性もありますし出場後も1つも指名がない場合もあります。
経歴を適切に記載しないと、指名がない場合もあるので 経歴の書き方が分からない場合は、マイナビに相談してみてください
エンジニア転職エージェント|マイナビ
転職エージェントは現実的に、転職可能な求人を提案 してくれます。その為市場価値を測る手段として、非常に有効です。
マイナビをお勧めするのは、
・地方でも相談に乗ってくれる
・求人情報量が多い
・スタートアップから上場企業まで企業規模も問わない
・元エンジニアのキャリアカウンセラーも存在する
為です。
やはり大企業のネームバリューはかなり強く、総合的に対応できるのはかなりの強みです
情報量が多いので、市場価値を判断する転職エージェントとして マイナビは最適です。
以上になります。
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