SIer営業の転職先|元法人営業が解説

今回は何かと批判を受けるSIer営業向けに
転職先や活かせるスキルなどを解説します。
この記事を読めば、直ぐにでもキャリアについての行動を行えるはずです。
執筆者プロフィール
法人営業8年→エンジニア(約2年半)→個人事業主のエンジニア(約10ヶ月)→法人化した人 5次受けSES経験者で現役のシステムエンジニア
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SIer営業のおすすめの転職先
SIer営業の転職先は以下になります。
- 1:SaaSの営業
- 2:IT製品やサービスのメーカー営業への転職
- 3:ITコンサル
順に説明します。
SaaSの営業
BtoBでもネットワークやITセキュリティ、セールスフォースなど 様々なものがSaaS化されて販売されています。
Saasはパッケージソフトなので、自社のSaaSの仕様理解し、顧客の要望を変更したり、どこまで要件を自社のSaaSに合わせるかの要件定義のスキルは非常に重要になります。
また、どうしても顧客の業務をサービスに合せて、業務変更を提案する必要もあるなど、顧客の業務理解も必要です。
無形商材なので提案力が必要ですが、営業としてのスキルがかなり上がります。
SIerの営業での、調整能力や要件定義の力は直ぐに活かせますし、SaaSのメーカーは損益分岐点を越えれば、ずっと黒字なので経営も非常に安定しています。
SaaSのメーカーの有名どころは
Saas WAFメーカーのサイバーセキュリティクラウド
SaaS CRMメーカーのシナジーマーケティング
外資SFのメーカーのセールスフォースドットコムなどです。
特に外資は年収も高いですし、ブランドもあります。
気になる場合は dodaにご相談を。
IT製品やサービスのメーカー営業への転職
ネットワーク機器やサービスのメーカーへの転職もかなり現実的だと思います。
実際システム構築の構成図などで、様々なメーカーのサーバーやファイアウォール、ネットワーク監視ソフト、システムサービスの名前をご覧になったかと思います。
こう言ったメーカーはSIerへの売り上げ比率が高く、現職の人脈も利用できるので、メーカー側もSIer営業を欲しています。
その為、給料UPも狙えると思います。
IT製品の大手で言うと
データベースメーカーのオラクル
サーバーメーカーのHP
ファイアウォールメーカーのフォーティーネット
クラウドサーバーのアマゾンウェブサービス
などです。
気になる場合は dodaにご相談を。
ITコンサル
有名大学卒で、30代未満ならITコンサルへの転職事例もあります。
該当する方は割とお勧めですよ。
ITコンサルで一生いると言うよりはITコンサルの後に事業会社に転職して、経営者層のルートやそのまま事業会社の企画など
ITコンサルへ転職した後の、キャリアがかなり開かれます。
有名なITコンサルは
国内だと、リヴァンプやクニエ、アビームコンサルティング
外資だとアクセンチュア、IBM、PwC
ですかね。
コンサルに興味があるならコンサル専門の転職エージェントアクシスコンサルティングに相談してみてください。
アクシスコンサルティングは実際別職種からITコンサルへの転職実績が多数存在します。
SIer営業の今後について
SIer営業はスキルが付かない と言われますが、個人的には スキルは付いていいると思っています。
実際、大企業でしか経験できない仕事は大量に存在します。
ただ、BtoBでもSaaSのサービスが大量に出てきているので、 フルスクラッチのSI業界自体は、今後シュリンクすると予想されます。
特に大手SIerでは、黒字でも早期退職者を募集し始めていますので、転職を検討しているなら、SaaSかシステムの機器やサービスのメーカー側に転職を検討した方がいいと考えています。
特に、システムの機器やサービスのメーカー側では、SIer営業のニーズがかなり増加しています。
以下からSIer営業で活かせるスキルを解説します。
SIer営業で活かせるスキル
- 1:調整力
- 2:要件のヒアリング力とシステム企画力
- 3:社内の人脈
になります。
調整力
調整力と馬鹿にする方もいますが、社内・社外問わず特に利害関係を調整スキルは超重要です。
集団で働く限り、様々な利害関係が生まれますので、それを調整していくスキルはどんな職種でも役立ちます。
特にSIerでは、取引額も大きいですし、システムの構築期間も年単位です。
そう言った大きな仕事で関係各種を調整できるのは、かなりの強みです
要件のヒアリング力とシステム企画力
大規模開発では
要望ヒアリングやその開発規模の把握、システム企画書の作成と提案、見積もり作成などが必要です
やはりこう言った、細々した仕事は大きな仕事であればあるほど、発生し重要です。
また、なんだかんだでこう言った仕事は大きな会社でしか経験できない。
特にシステムの構成を考えたり、提案するスキルは後々の人生でも生かされます。
プリセールスなどが作成する場合もありますが、それでもフロントして活動し、提案している営業はこう言った要件のヒアリング力とシステム企画力は活かせます。
社内の人脈
例えば、SIerで利用されるようなサーバーメーカーやソフトウェアメーカーに転職すると、所属していたSIerがお客様になりますので、社内の人脈は即活かせます。
市場価値を判断する事の重要性
全ての職種に言えますが、希望の企業へ転職できるかは貴方の市場価値によります。
しかし、市場価値の判断は各種転職サイト・転職エージェントに登録して判断するしかありません。
つまり、具体的に転職を検討していない段階から転職サイトに登録して市場価値を確認しておかないと、
希望の条件で、希望の会社へ転職できません。
以下からSIer営業へおすすめの転職先、会社、転職エージェントを記載しますが、興味を持った転職先や会社があるなら、今の内に市場価値を確かめるために、転職エージェントに登録してください。
全般的な相談は dodaに相談してみてください
以上になります。
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