大手SIerへ転職できる人を現役エンジニアが解説

大手Sierへ転職できる人を現役エンジニアが解説します。
執筆者プロフィール
法人営業8年→エンジニア(約2年半)→個人事業主のエンジニア(約10ヶ月)→法人化した人 現役のシステムエンジニア
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大手SIerへの転職は狭き門
大手SIerは、給与や福利厚生がいい為人気である事と、まだまだ退職者がいない為、なんだかんだ人気の企業が多いです。
その為簡単に転職できる会社ではないです。
エンジニアを目指す方でも、こういった企業へ転職できる方は殆どいません。
大手SIerの仕事内容
基本的には、大規模開発の元請けとなりますので、コードは書かずに、顧客からシステムで行いたい要望を聞き、設計し、あとは下請けにコーディングしてもらうと言った形で、所謂上流工程しかやりません。
その為、エンジニア的なスキルは身に付かず、交渉力やヒアリング能力などは身につきます。
なお余談ですが、大手SIerは50歳までにある程度の役職まで行かないと給料が下がり、関連会社へ出向となります。
このご時世なので、安定的に働けるかというとそういう訳でもありません。
大手SIerへ転職できる人
上記から 大手SIerへの転職は狭き門になおり、転職できる人は
・第二新卒で学歴がいい人
・仕事で結果を出している人
・開発現場でスカウトを受けた
になり、未経験からエンジニアを目指している方や、ロースキルのエンジニアは大手SIerへの転職は難しいです。
逆に上記に該当する方はマイナビなどに相談して、転職可能か確認してみてください。
第二新卒で学歴がいい人
割と第二新卒からの方が大手SIerへ転職しやすいですが、 第二新卒の転職の場合は学歴を見られます。
第二新卒の場合は、仕事の成果が分かりにくいので、学歴しか能力を証明できるものはありません。
その為学歴が見られるので、第二新卒での転職を志望されている方で、学歴がない方は大手SIerへの転職は厳しいです。
仕事で結果を出している人
前職で、長時間残業しながらプロジェクトを完遂した
自分がいないとプロジェクトが回らなかった
スパゲティコードを解読し、ポイントをみんなに共有しプロジェクトを成功へ導いた
など前職で獅子奮迅の活躍を行っている方は、大手SIerへの転職は可能です。
ただ、こう言った方は社内SEや自社開発の企業への転職でも評価されるので、転職先として大手SIerを選ぶ事は少ないです。
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開発現場でスカウトを受けた
個人的にこのパターンが大手SIerへの転職で1番多いパターンかと思います。
SESの現場では元請け(大手SIer)と絡むことが多く、また現場でスカウトをされる事が多いです。
実際私自身もSES時代は上流の2次SESからスカウトを受けたことがあります。
この場合は学歴が問われず、元請けの社員からも適正能力があると見られていますので、スムーズに転職できます。
ただ、転職はできても、所詮は外様なので出世はできません
結局ある程度の役職に出世できるのは、学閥や何年卒などが影響するので。
まぁ、それでも給料は高く、ブランドはありますがね。
大手SIerへ転職するには
大手SIerへ転職するには、
・ 第二新卒で学歴がいい人
・仕事で結果を出している人
であれば転職可能です。
該当する方は 大手転職エージェントのマイナビに相談してみてください。
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