プログラマーやエンジニアがスキル不足で転職出来ない時の対策

この記事を読んでいる方には
「転職しようとしたが、スキル不足で落選する」
「スキルに自信がないので、転職に踏み切れない」
といった方向けに、業務外で実践でき、転職時のアピールになる勉強法を解説します。
執筆者プロフィール
法人営業8年→エンジニア(約2年半)→個人事業主のエンジニア(約10ヶ月)→法人化した人 現役のシステムエンジニア 5次受けSESも経験
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エンジニアは実力を可視化しやすい
エンジニアは実力を可視化しやすいので、貴方が現行スキル不足で、転職できなくても努力すれば希望の企業への転職は可能です。
他職種だと、実力の可視化は難しいですが、ITエンジニアの場合は、各種競技プログラミングのランクや、取得資格などで 可視化しやすい為、
職務として、スキル不足でも業務外で努力してアピールすれば、 転職する事は可能です。
分野別スキルアップの方法
サーバサイド・フロントエンドエンジニア向けと
インフラエンジニア向けの内容を記載します。
サーバサイド・フロントエンドエンジニアでスキルアップする
スキルの可視化が出来る、 paiza(パイザ )を利用しつつ、
業務外のポートフォリオを作成します。
paizaとは
paizaはプログラミングに関するお題を回答していき、ランクが上がっていくと、そのランクに沿った企業からスカウトを受けれるサイトです。
実際未経験からの転職や、SierからのWeb系転職でも利用されています。
プログラミング言語問わず、Aランクまで取得すれば、転職の際に武器になりますし、paiza単体で転職も可能です。
SierやSES経験者の場合で勉強するプログラミング言語は
Javaとの互換性が高くスマホ開発のニーズがある、Kotlinや
Web系企業で利用されているPHP などが良いかと思います。
フロントエンドエンジニアの場合は、JavaScript一択です。
JavaScriptのフレームワークである、VueやReactができている為、フロントエンドでもJavaScriptを利用して、動的処理を行う必要ができている為です。
ランクアップのコツはpaizaのスキルチェックの難易度|各ランクの特徴・ランクアップのコツを現役エンジニアが解説をご覧ください。
ポートフォリオの作成
ポートフォリオは簡単なWebサービスやアプリを作成します。
サーバサイドの場合は、フレームワークを利用した以下が必要です。
・CRUD機能の一通りの実装
・ユーザーログイン機能の実装
・Ajaxを利用した機能
・AWSやGCPで公開
※フロントエンドエンジニアの場合は、VueやReactなどの各種JavaScriptフレームワークを利用する形になります。
アプリの場合は、Firebaseを利用した会員管理と簡単なアプリリリースまでを実行します。
書籍やUdemyなどのコンテンツを利用すれば、可能なので 興味があれば調べてみてください。
インフラエンジニアでスキルアップする
インフラエンジニアについては、サーバサイドより資格が重要になってきますので、
システムアーキテクト試験やネットワークスペシャリスト試験など難関資格
LPICやシスコの試験で中級以上の資格取得が良いでしょう。
エンジニアの職を活かすキャリアもある
エンジニアとしてスキル不足であるなら、エンジニアの職を活かすキャリアを歩むことも可能です。
以下でキャリアと、転職方法を記載します。
- 1:社内SEへ転職する
- 2:サポートエンジニアへ転職する
- 3:プリセールス・セールスエンジニアへ転職する
- 4:自社開発の会社へエンジニアで転職する
社内SEへ転職する
コロナの影響で、リモートワーク環境整備や、社員のリモートPC設定などが盛んになり、社内SEのニーズが上がっています。
社内SEは大手企業や大手企業の関連会社が多く、制度的にも会社的にも安定している企業が多いです。
ネットワーク構築や、プログラミングなどの、具体的な作業は自社で行いませんが、システム選定や要件定義・システム設計などの上流工程にも関わります。
ワークライフバランスが整っている会社も多いので、お勧めです。
社内SEへの転職を希望する場合は、社内勤務SE(非客先常駐開発)の専門転職媒体の 社内SE転職ナビやマイナビに登録して確認をしてみてください
サポートエンジニアへ転職する
サポートエンジニアは自社の製品を導入した顧客へ、技術的な仕様や質問に回答する職種です。
相手は、企業に所属しているエンジニアである事が多く、会社員として質問しているので、一般的なコールセンターのような、質の悪いクレームや文句は一切ありません。
もちろん製品トラブルの対応などもありますが。
エンジニアスキルも活かせますし、問題をヒアリングして、解決に向かわせる問題解決能力も養えます。
サポートエンジニアへの転職を検討している方はマイナビに相談してみてください。
プリセールス・セールスエンジニアへ転職する
プリセールス・セールスエンジニアは自社の製品を導入前の顧客に、技術的な提案をしたり、導入前の質問に回答したりなど、 営業とエンジニアの中間で動く職種です。
こちらも対応する職種がエンジニアなので、貴方の技術的な知識を活かせます。
また、AWSやセールスフォースなど、超大手も募集している職種なので、プリセールス・セールスエンジニアで成果を上げれば、こう言った外資企業へ転職し、1000万プレーヤーも夢ではありません。
こう言った職種に転職するにはワークポートやレバテックキャリアに相談してみてください。
以上になります。